金銭感覚はどんどん狂わせよう

儲かると「金銭感覚がおかしくなる」ということが起こります。
今まで買うのをためらっていた価格帯のものまで
何も考えずにポンと買うようになったり、
無駄にキャバクラで遊んだり、高級車を買ってみたり・・
世間では、こうした金銭感覚の狂いというのは
ダメなことのように言われます。
実は、ダメな事ではなく、
自分自身はもちろん事業の成長に必要なプロセスだと
最近つくづく思います。
その理由のひとつは自分の欲を満たすこと。
衣食足りて礼節を知るではないですが、自分の欲を満たしてはじめて、
スタッフ、顧客、家族のことまで考えられるようになります。
結果、周囲により協力してもらえる体制ができあがってきます。
お金の枠が広がる
そして、意外と言われていないのが、
お金を投資できるようになる、ということ。
これは意外と言っている人が少ないのですが…
昔のあなた自身を考えてください。
「無料でいろんな情報があるのに、本を買うのはもったいない」
「1500円で本が買えるのに、10万円のコンサルって高い」
そんな事を思っていましたよね。
でも、今となっては10万円の払うというのは
それほどハードルが高いことではないと思います。
人はお金を使うことに慣れるのです。
10万円単位の買い物に慣れると、
10万円単位のものを買うのに躊躇がなくなります。
100万円単位でも同じです。
つまりが、もともと躊躇なく使える金額の枠が決まっていて、
大きな買い物をすることで使える金額の枠が大きくなるのです。
投資は必ず必要
この金額の枠を広げることは、ビジネスを成長させるうえで重要です。
なぜならビジネスの成長ためには、人件費・広告費・設備投資などの
投資が必要だからです。
会社が儲かったら、そのお金をすぐに人材や広告費に
まわせるのが最高ですが、正直これは理想論です。
そううまくはいきません。
自分が持っている金額の枠というのは意外と強固です。
そこで、好きなもの、欲しいものにお金を使うことで、
金額の枠を広げていきます。
ですから、金銭感覚が狂うということに、
あまり過敏になる必要はありません。
遊びでも趣味でもなんでもいいから、
ちょっと頑張った金額を払う経験をしてください。
結果、自分が使える金額の枠が増え、
ビジネスでも必要な投資ができるようになります。
もちろん、枠を広げることを言い訳に遊びすぎるのは論外ですが。
私がよく言うのは、とりあえず半年は必死で遊ぶこと。
必死で遊べば、まぁ、半年もすれば飽きます。
こっちの世界に戻ってこれます。
というより、戻りたくなります。
戻ってきたころには、前の自分とは全く違う
自分になっています。
ゆえに、ビジネスの成長も楽になっていきます。
では