他社との差別化のやり方

マーケティングを勉強すると、
「差別化」とか「USP」とかが大切ってよく言われます。
だから他社との違いを考えてみるわけですが・・
結局ありふれたものばかりで
違いになるようなものが思いつかない、
悩んでいる人は多いです。
めちゃくちゃ多いです。
年商数千万円とか、2億円程度くらいまでなら、
違いなんて考えなくても構いません。
もちろん、違いがあれば、あるに越したことはありません。
たった一つの違いが数十億円、数百億円の
ビジネスに変えてくれることもありますから。
ともあれ、ハッキリ言って、
そんな違いを初めから持っている会社なんてまずありません。
では、どうやったら違いが生まれるのでしょうか。
違いは顧客との関係から見つかる
世の中で出回る「違いを作ることでドカン!と売上があがった」
という例を思い出してみてください。
・顧客からやたら褒められる
・気付いたらある属性の顧客に偏ってる
・思ってもみなかったような使い方をしている顧客がいた
・常連さんから何気ない一言をかけられる
顧客側の反応に差別化というものが現れているハズです。
つまり、差別化は「生まれる」「作る」のではなく「見つける」ものなのです。
もちろん新しい技術を使ったようなベンチャーは「作る」場合もありますが。
ここまで話せば、違いの作り方はもうわかりますね。
目の前のクライアントに対しどうやって喜んでもらえるか考えること。
そして、顧客とのコミュニケーションをとること。
これだけです。
無理に違いを探そうとせず、
顧客との関係を築く過程で「差別化」は
見つかるものである。
そう考えるくらいがちょうどいいです。
もちろん見つけようとする姿勢は必要ですが。
差別化に限らずマーケティングの問題は、
顧客との関係の中にしか答えはありません。
ぜひ、あなたの会社の商品を買った顧客が
どのような反応をして
商品をどのように使っているのか
改めてコミュニケーションを取ってみましょう。
では